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トイレ介助には信頼関係が必要

信頼関係が必要不可欠

信頼関係が必要不可欠

排せつはプライベートな行為

排せつは本人にとって非常にプライベートな行為なため、誰かにサポートされることに抵抗感があるのは仕方のないことです。トイレが間に合わず排せつに失敗することは避けたいと思っていても、どうしても抵抗感が伴います。そういった感情があるということを、介護をする側は理解しておかなければなりません。

工夫が必要

トイレに誘導する際は、具体的な状況を指して誘導しましょう。もうすぐ食事の時間であれば「食事の前にトイレに行っておきましょう」と声をかけたり、好きなテレビ番組が始まる前に「○○(番組名)が始まる前にトイレに行っておきましょうか」と促すのです。こういった工夫を重ねることで、ある程度決まったタイミングでトイレに行く習慣が身につきます。
利用者がリラックスして排せつを行うためには、トイレの環境を整備する必要があります。トイレに行くまでの動線に障害物があるようなら取り除きましょう。こまめにトイレ掃除をして清潔感を保ち、温度調節も行ってください。

信頼関係の構築

トイレ介助はプライベートな部分に踏み込むケアなので、信頼関係の構築が非常に重要です。信頼感が生まれれば、介助できる範囲も広がります。逆に、信頼関係がなければ拒否されることが多くなるでしょう。例え家族であっても、トイレ介助をされるのには抵抗があるものです。
やってしまいがちなのが、「トイレ介助をする時だけ優しく声がけをする」ことですが、かえって抵抗感を強める可能性があります。トイレに行くことが特別なことだと思われてしまうからです。そのため、トイレに行く時だけではなく、常日頃から柔らかい言葉遣いや表情を意識しましょう。また、できるだけ自分で排せつが行えるように、最小限の援助を心がけてください。
必ず意識すべきなのが「無理強いをしない」ことです。無理強いをすれば当然のことながら拒否反応を示します。拒否感が強くなると、「トイレ」という単語を発するだけで機嫌を損ねる可能性があります。強引に誘導するようなことはせずに徐々に歩み寄って、相手がトイレ介助を受け入れてくれるまで我慢強く接してください。

もし失敗したら

トイレに失敗することもあるでしょう。これは、本人にとっては非常にショックなことです。恥ずかしさや申し訳なさから、汚れた下着を隠す人もいます。そのため、トイレが失敗しても明るく対応するようにしてください。「大丈夫ですよ」「私に任せてください」などと嫌な顔をせずに対応すれば、利用者も大きなショックを受けずに済みます。

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