シーン別に介助のコツを紹介!
-
頻繁にトイレコールがある
車いす利用者のトイレコールが多い場合、本当に尿意や便意があるかは別として「職員が近くにいるうちにトイレをしておきたい」と考えている可能性があります。そのため、トイレが済んだ後は視界になるべく入らないようにするなどの工夫が必要です。立位が安定している利用者は夜間のトイレコールが多くなる傾向があります。その場合は、ポータブルトイレをベッドサイドに設置しておくとトイレコールが少なくなる可能性があります。
続きを見る -
認知症でトイレ拒否がある
認知症の利用者がトイレ拒否をする原因の多くは、本人が必要とする支援と実際の対応のズレによるものです。認知症の影響で尿意や便意を感じづらくなっている可能性があるため、普段からトイレに行くタイミングを観察しておく必要があります。また、「トイレ」という言葉を認識していない場合は、意味が伝わりやすい言葉に変換しましょう。過去にトイレに失敗したことがある利用者は恐怖感を抱えているので、リラックスできる環境を用意する必要があります。
続きを見る -
オムツを使用している
オムツ交換をする際には、替えのオムツだけではなく洗浄・清拭用の道具や使い捨て手袋などが必要です。トイレ介助を実施する際はカーテンやドアの開閉を確認してプライベートに配慮してください。体位変換をしながら、適時声がけをしつつオムツ交換や洗浄を行っていきます。便には多くの細菌が含まれているので丁寧に汚れを落としましょう。また、皮膚の状態や褥瘡の有無を確認し、必要に応じて塗り薬や保湿クリームを使用します。
続きを見る -
トイレコールを遠慮する
利用者がトイレコールを遠慮するのには、介護職の忙しそうな姿や待たせる申し訳なさが関係しています。その結果、食事や水分を控えてしまう利用者もいますが、健康面でのリスクを高めるため防ぐべきです。利用者が安心してトイレコールできるように、介護職は意識的にコミュニケーションを取り、「いつでも呼んでください」という安心感を与えることが重要です。信頼関係を築くことで、利用者が遠慮せずに必要なサポートを受けられるようになります。
続きを見る
転職を検討しているなら
仕事探しは転職エージェントで
介護職に転職するのであれば、転職エージェントを利用しましょう。転職に関するあらゆるサポートを無料で提供してくれます。ハローワークや求人サイトでは分からない情報を教えてもらえる上に、好条件の求人が揃っています。
この記事の続きを見る